6月に入りましたね。
日本の四季はとても美しく、色とりどりの花を楽しむことができますよね。
何といっても、6月はアジサイが最もきれいな時期ではないでしょうか。
私は神奈川県在住なので、身近なところでは「あじさい寺」とも呼ばれている、北鎌倉にある明月院が思い浮かぶのですが、その他には同じく鎌倉にある円覚寺、建長寺、極楽寺、成就院、長谷寺のアジサイがきれいですね。
江ノ電の一日フリーキップを利用してぶらりと出掛けてみたいと思います。
東京では、高幡不動尊や浜離宮恩賜庭園がきれいだそうですよ。
みなさんも身近なところで、探してみてはいかがですか?
最適シナリオは、修繕・改築の基本方針や、最適化した修繕・改築を実現するために必要な効率的・効果的な点検・調査の基本方針を策定するために活用するほか、予算制約条件に応じて、下水道使用料の見直し等の基礎資料としても活用することが可能です。
なお、下水道施設におけるリスクとしては、地震、風水害あるいは経済状況等の受動的な施設の劣化に起因する事故や、機能低下・停止による下水道使用者への使用制限・中止等がありますが、ストックマネジメントで対象とする管路施設のリスクは、管路施設の破損・クラック,浸入水,タルミによる下水滞留,油脂・モルタル付着および木根侵入による詰まり,有毒ガス(硫化水素等)の発生,漏水等、管路施設の損傷や劣化となっております。
『下水道事業のストックマネジメント実施に関するガイドライン』より、最適な改築シナリオの選定例としてのシナリオの比較を下記に示します。
シナリオ1:単純改築(標準耐用年数50年で改築)
シナリオ2:緊急度ⅠとⅡを改築
シナリオ3:緊急度Ⅰのみを改築
シナリオ4:一定の予算制約下で改築
シナリオ5:段階的に投資額を増額し、重要施設は緊急度ⅠとⅡ、一般施設は緊
急度Ⅰを改築
※重要施設としては、ポンプ場や処理場に直結する幹線管路や、国道を横断・縦断
する幹線管路があげられます。
上記シナリオを評価し、最適なシナリオを選定します。
下水道台帳をはじめとして、”点検・調査履歴”,”清掃履歴”,”修繕・改築履歴”および”工事情報”等の情報を「紙」で管理するのではなく、将来的には電子データによる施設情報システム(データベース)を構築し管理することが望ましいです。
上記の維持管理履歴情報(データベース)とGIS(Geographic Information System)
を連動させた下水道台帳システムが理想形です。
下水道台帳システムの管きょ図形をクリックすると、調査結果や写真および過去の維持管理履歴情報が表示されます。
維持管理情報画面(データベース)から、任意の管きょ(上下流人孔番号等)を指定すると、下水道台帳システム上の該当する施設図形を検索し、画面中央部にズーム表示する仕様です。
以上より、「一般環境下」と「腐食環境下」に分類して整理することとします。
下水道施設では、硫化水素に起因する硫酸腐食がコンクリート構造物に多く見られ、下水道分野での腐食といえば、この腐食を指すことがほとんどです。
腐食のおそれの大きいものとして『下水道法施行規則第4条の4』で定める排水施設としては、次の箇所を選定します。
ⅰ)圧送管吐出し先
ⅱ)落差・段差の大きい箇所
ⅲ)伏越し下流部
ⅳ)その他腐食するおそれの大きい箇所
◎下水道管路施設の点検・調査
壊れたところ、壊れそうなところを早期に見つけましょう。
◎下水道管路施設の清掃
下水道管が詰まって汚水が流れない状況では、生活にも支障をきたします。
今、ポートメッセなごやで開催される下水道展の準備に追われております。
3週続けて記載させていただきました「下水道のストックマネジメント」につきましては、国土交通省国土技術政策総合研究所下水道研究部による『下水道事業のストックマネジメント実施に関するガイトライン』より多くを引用・参照させていただきました。
下水道は地面下に埋設されているために、各種機械やツールを使用しないとどのような状況になっているのかが把握出来ないものなのですね。
センサーや監視装置によって、常時監視できるようなシステムが実用化するような時代がいずれやってくるのでしょうか?
気が付いた点、疑問点や、質問事項、デモ依頼・見積り依頼等ございましたら、 ご遠慮なく下記の問合せページもご利用いただきたく、お願いいたします。
本社 〒108-0073 東京都港区三田3丁目14-10(三田3丁目MTビル6階)
TEL 03-5427-6261 FAX 03-3452-2311
info@kantool.co.jp
北海道営業所 〒004-0031 北海道札幌市厚別区上野幌一条4丁目1-3
TEL 011-801-8881 FAX 011-896-8885
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九州営業所 〒812-0016 福岡県福岡市博多区博多駅南5-26-13
TEL 092-474-4768 FAX 092-474-4769
日本の四季はとても美しく、色とりどりの花を楽しむことができますよね。
何といっても、6月はアジサイが最もきれいな時期ではないでしょうか。
私は神奈川県在住なので、身近なところでは「あじさい寺」とも呼ばれている、北鎌倉にある明月院が思い浮かぶのですが、その他には同じく鎌倉にある円覚寺、建長寺、極楽寺、成就院、長谷寺のアジサイがきれいですね。
江ノ電の一日フリーキップを利用してぶらりと出掛けてみたいと思います。
東京では、高幡不動尊や浜離宮恩賜庭園がきれいだそうですよ。
みなさんも身近なところで、探してみてはいかがですか?
改築事業のシナリオ設定
ストックマネジメントを実施するにあたっては、長期的な改築事業のシナリオの設定が必要であると考えられ、シナリオを設定するにあたり、施設全体の改築周期や健全度・緊急度等を基にした複数の改築シナリオを設定し、最適シナリオを選定することが必要です。最適シナリオは、修繕・改築の基本方針や、最適化した修繕・改築を実現するために必要な効率的・効果的な点検・調査の基本方針を策定するために活用するほか、予算制約条件に応じて、下水道使用料の見直し等の基礎資料としても活用することが可能です。
なお、下水道施設におけるリスクとしては、地震、風水害あるいは経済状況等の受動的な施設の劣化に起因する事故や、機能低下・停止による下水道使用者への使用制限・中止等がありますが、ストックマネジメントで対象とする管路施設のリスクは、管路施設の破損・クラック,浸入水,タルミによる下水滞留,油脂・モルタル付着および木根侵入による詰まり,有毒ガス(硫化水素等)の発生,漏水等、管路施設の損傷や劣化となっております。
『下水道事業のストックマネジメント実施に関するガイドライン』より、最適な改築シナリオの選定例としてのシナリオの比較を下記に示します。
シナリオ1:単純改築(標準耐用年数50年で改築)
シナリオ2:緊急度ⅠとⅡを改築
シナリオ3:緊急度Ⅰのみを改築
シナリオ4:一定の予算制約下で改築
シナリオ5:段階的に投資額を増額し、重要施設は緊急度ⅠとⅡ、一般施設は緊
急度Ⅰを改築
※重要施設としては、ポンプ場や処理場に直結する幹線管路や、国道を横断・縦断
する幹線管路があげられます。
上記シナリオを評価し、最適なシナリオを選定します。
施設情報システムの構築・活用
ストックマネジメントを効率的・効果的に実施するためには、点検・調査や修繕・改築の実施によって得られる施設情報を継続的に蓄積していくことが重要です。下水道台帳をはじめとして、”点検・調査履歴”,”清掃履歴”,”修繕・改築履歴”および”工事情報”等の情報を「紙」で管理するのではなく、将来的には電子データによる施設情報システム(データベース)を構築し管理することが望ましいです。
上記の維持管理履歴情報(データベース)とGIS(Geographic Information System)
を連動させた下水道台帳システムが理想形です。
下水道台帳システムの管きょ図形をクリックすると、調査結果や写真および過去の維持管理履歴情報が表示されます。
維持管理情報画面(データベース)から、任意の管きょ(上下流人孔番号等)を指定すると、下水道台帳システム上の該当する施設図形を検索し、画面中央部にズーム表示する仕様です。
一般環境下と腐食環境下にある管路
平成27年11月の改正下水道法において、腐食のおそれが大きい排水施設については5年に1回以上の頻度で点検することとされ、具体的な材質および箇所が規定されています。以上より、「一般環境下」と「腐食環境下」に分類して整理することとします。
下水道施設では、硫化水素に起因する硫酸腐食がコンクリート構造物に多く見られ、下水道分野での腐食といえば、この腐食を指すことがほとんどです。
腐食のおそれの大きいものとして『下水道法施行規則第4条の4』で定める排水施設としては、次の箇所を選定します。
ⅰ)圧送管吐出し先
ⅱ)落差・段差の大きい箇所
ⅲ)伏越し下流部
ⅳ)その他腐食するおそれの大きい箇所
下水道の維持管理に必要なツールにつきまして
◎下水道管路施設の点検・調査
壊れたところ、壊れそうなところを早期に見つけましょう。
◎下水道管路施設の清掃
下水道管が詰まって汚水が流れない状況では、生活にも支障をきたします。
編集後記
今、ポートメッセなごやで開催される下水道展の準備に追われております。
3週続けて記載させていただきました「下水道のストックマネジメント」につきましては、国土交通省国土技術政策総合研究所下水道研究部による『下水道事業のストックマネジメント実施に関するガイトライン』より多くを引用・参照させていただきました。
下水道は地面下に埋設されているために、各種機械やツールを使用しないとどのような状況になっているのかが把握出来ないものなのですね。
センサーや監視装置によって、常時監視できるようなシステムが実用化するような時代がいずれやってくるのでしょうか?
最後までお読み頂き有難うございました
気が付いた点、疑問点や、質問事項、デモ依頼・見積り依頼等ございましたら、 ご遠慮なく下記の問合せページもご利用いただきたく、お願いいたします。
本社 〒108-0073 東京都港区三田3丁目14-10(三田3丁目MTビル6階)
TEL 03-5427-6261 FAX 03-3452-2311
info@kantool.co.jp
北海道営業所 〒004-0031 北海道札幌市厚別区上野幌一条4丁目1-3
TEL 011-801-8881 FAX 011-896-8885
info-hokuei@kantool.co.jp
東京営業所 〒108-0073 東京都港区三田3丁目14-10(三田3丁目MTビル6階)
TEL 03-5427-6262 FAX 03-3452-2355
infotokyo@kantool.co.jp
東京営業所 〒271-0065 千葉県松戸市南花島向町315-5
(松戸オフィス) TEL 047-308-3633 FAX 047-308-3634
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名古屋営業所 〒452-0822 愛知県名古屋市西区中小田井2-486
TEL 052-504-2321 FAX 052-504-3614
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大阪営業所 〒536-0007 大阪府大阪市城東区成育1-6-26
TEL 06-7711-3470 FAX 06-7711-3474
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九州営業所 〒812-0016 福岡県福岡市博多区博多駅南5-26-13
TEL 092-474-4768 FAX 092-474-4769