Vol.30 ~BCPのすすめ/いつ発生しても不思議ではない震災に備えて~(2016.04.22)

2020年6月15日月曜日

下水について

みなさま、こんにちは。

先週14日(木)の夜、熊本で発生した地震は大分地方にも震源地を変え、今なおも余震が続いており(20日現在)、亡くなられたへのご冥福をお祈りするとともに、被災された方々へ一日も早い復興をお祈りいたします。

生存率が急激に低下するといわれる・・・災害時の「72時間の壁」


災害等によって倒壊した建物から人命を救助する場合、発生から72時間が経過すると脱水症状や低体温症などが原因で生存率が急激に低下します。

生存率が激減する理由として、主に下記の3点があげられるようです。

①脱水症状⇒血液中のナトリウムやカリウムの高濃度化による心臓機能の低下。
②感覚遮断⇒ストレスが脳にかかり続けることによる、心筋梗塞や狭心症。
③クラッシュ症候群⇒身体の一部が長時間挟まれて圧迫されることによる。


BCPとは

BCPとは、業務継続計画(BCP:Business Continuity Plan)のことであり、自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。


下水道にもBCPが取り入れられております  

過去の災害時でも明らかなように、災害が発生するとダメージを受けるのは地中に埋設されている下水道です。
下水道は私達にとって重要なライフラインであり、大地震に備えて耐震化が進められているとともに、被災した場合の一刻も早い復旧を目指して、下水道管理者である自治体が取り組む課題でもあります。



編集後記

もしも、「震度6以上の地震が首都圏で発生したら」という想定で日々生活する必要があると思います。飲料水がなくなったら、食料が無くなったら、トイレが使用できなくなったら、怪我をしてしまったら・・・等々、文明社会に生きる私たちにとっては想像を絶する状況に陥ってしまうかも知れませんね。



最後までお読み頂き有難うございました



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