Vol.9~ マンホールの中に降りずに調査できる? ~(2015.11.20)

2020年3月13日金曜日

管口カメラ 調査

皆様、こんにちは!

11月も半分が過ぎ去ってしまい、忙しい日々を送られている方も多いのではないかと思われますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。官庁・企業にお勤めの方(私もそうなのですが)で、人事考課制度を取り入れているところも多いのではなかと思われます。


先日、あるサイトを見ていたら、某自動車会社では、「頑張っている風」は評価されないという記事が掲載されていました。

言い方を変えれば、「忙しく見える人ほどムダが多い!」そうです。

何でも、仕事ができる人、早い人には「段取りがいい」という共通点があるそうなんです。次のようなチェック項目がありましたので、紹介させていただきます。


  • チェック項目1:必要なことがあれば、フットワークよく席を立つ
  • チェック項目2:フットワークよく動いている姿は、頑張っていてよいと思う
  • チェック項目3:デスクの電話は、利き手と同じ場所にある(右利きなら机の右側)
  • チェック項目4:机の上には、今日1回も使ってないものがある。


あなたは、いくつチェックが付いたでしょうか?
上記は、「運搬のムダ」と「動作のムダ」が無いかをチェックしているそうです。
次にこれらの改善によるチェック項目は次の通りだとのことです。

チェック項目1:

席を立つときも、移動が最小になるように工夫する。ポイントは順序変更と組合せ。


チェック項目2:

「動き」と「働き」は違う。「動き」は頑張っているとしても、付加価値を生まない。


チェック項目3:

利き手の右でメモ用のペンを持つので、電話を取るのは左手。
電話は利き手とは逆にあるほうが「動作のムダ」が少ない。


チェック項目4:

物の配置は、使用頻度と動作経済。机の上の「一等地」は、最も頻繁に使用する物を置く。



あなたのチェックはどうでしたか?


本日は、現場で実際に使用することによって便利さが実感できる製品を紹介させていただきます。


どうやって、マンホールの中に降りなくても調査することができるの?


前回は、下水道の中(マンホールの中)は硫化水素や流速によって危険要素がたくさん潜んでいるというお話をさせていただきましたね。
ずっと以前になってしまいますが、「スクリーニング調査」というお話しをさせていただいたと思います。

スクリーニング調査の位置づけとしては、最初からTVカメラを使った詳細調査を行う前に、下水道の中の異状の有無を判定を行い、異状が見つかったところのみ詳細調査を行いましょうという考えに基づきます。

なぜかというと、下水道管が布設されてから50年を経過する管が年々増加傾向にあり、壊れて使用できなくなったり、陥没してしまわないうちに、できるだけ短期間で多くの管の異状(致命的な損傷箇所)を発見することが重要なのです。

人がマンホールの中に降りずに調査することによって、「作業員の安全確保」と「作業時間の短縮」という、まさに一石二鳥なのです。
これを実現することができる道具が「管口カメラ」です。


管口カメラの特徴としては、
  • カメラ部を地上からマンホール内に挿入し、調査者が地上にいながら管内を点検・調査することができます。
  • TVカメラ自走車が走行できない管路でも調査可能であるため、災害によって 被災してしまった下水道でも使用することができます。
  • 軽量で可搬性に優れており、TVカメラ調査のような管内走行の必要が無いために1日の作業量が大幅にアップします。
  • 充電式バッテリーで長時間の使用が可能です。
  • カメラは、防塵/防水構造になっております。

お奨めの管口カメラといたしまして、

管口カメラシステム パイプハンター・ファーストビュー+(プラス)




GPSロガーが搭載されており、このGPS(位置情報システム)を使用して調査箇所をデータ保存することができます。
設置に便利な固定ポール、パン・チルト機能により視方向を簡単に調整、
制御器一体型録画装置付モニタを搭載、作業場所を選ばないバッテリー電源を使用、HDカメラにより鮮明な画像を実現いたします。

ポール長1.8~4.5m (3段階伸縮 カメラヘッド・L脚装着時最大5m)
ヘッド径φ150mm×200mm
適用管径φ150mm~φ800mm (管内状況による)
画   質 Full HD画質
照   明超高輝度LED16灯
モ ニ タ制御器一体型(録画装置付)・SD / SDHCカード(最大32GB)
電   源バッテリー(連続約4時間使用)
ズーム機能360倍 (光学30倍・デジタル12倍)
質   量制御器約3.5kg   カメラ&ポール約5.5kg  バッテリー約1.9kg
特記事項パン・チルト機能(水平±10° 垂直±10°)
10m防水(カメラヘッド)


Φ150 管内映像

 

Φ400 管内映像



「光学ズーム」「デジタルズーム」という専門用語が出てきましたが、簡単に説明させていただくと、「光学ズーム」とは、レンズを動かすことによって、焦点距離を変化させ、光学的に拡大して写しています。望遠時、レンズの焦点距離が長くなり、被写体は大
きくなりますが、画質が劣化するようなことはありません。

「デジタルズーム」とは、レンズ自体はそのまま動かさないため、実際に写る大きさは変わりません。 CCD に写った画像の一部を拡大することで被写体の大きさを変えています。一部を補完拡大することで、あたかも望遠で撮影したかのように見せているため、デジタルズームを使うと画像が荒くなることがあります。

これは、広角時の焦点距離で撮影した画像の一部(枠の中のデータ)を拡大処理するため、画素数が減り画質が劣化するためです。

もっとわかりやすく説明させていただくと、遠くのビルを見た場合、光学ズームは、窓から望遠鏡を使ってビルを見る様なものです。倍率の高い望遠鏡を使えば窓の中にいる人の顔まで見える事もあるでしょう。それに較べてデジタルズームは、窓から同じビルを写真に撮って、できあがった写真を虫眼鏡で拡大して見ている様なものです。どんなに拡大しても、写真の粗が目立つだけで、ビルの中の人の顔までは解りません。

光学ズームにも弱点は、複数のレンズを動かして焦点距離や倍率を調整しなくてはならない為、レンズ部分の構造が複雑化してしまいます。もちろん、その分の重量増や部品代の分のコスト増も考えられます。さらに、レンズを前後方向に動かす必要がある為、極端に薄いカメラが作れないと言う事もあり、光学ズームで高倍率にしようとすると、前後方向に長いカメラが必要になってしまいます。
もっと細かい事を言うと、複数のレンズを通す為、光がレンズに遮断されて暗くなってしまったりします。このような理由から、管口カメラでも『光学・デジタルズーム併用』を採用しているのです。


なんだか、話しが込み入ってしまいましたね!





編集後記


運動をした方が良いうことはなんとなくわかっていると思いますが、なぜ運動をしなくてはいけないのでしょうか。それには大きく2つの理由があるそうです。

1.生活習慣病の予防

 食べ物から摂取したエネルギーと運動により消費したエネルギーがバランスよく保たれていることが健康の為に良い状態です。しかし食べる量は変わらず、運動を行わないと摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、使われなかったエネルギーは脂肪としてからだに蓄えていきます。この状態が幾度となく繰り返されると、脂肪が必要以上に蓄積し、肥満となります。そして肥満が原因となって糖尿病、高血圧、脂質異常症といった生活習慣病になるリスクが高くなります。

2.筋力やからだ機能の維持

 体調を崩し1週間ほど寝込んでいた後は、疲れやすかったり、普段のように動けないなど、体力や筋力、持久力などが衰えていると感じたことがあるかと思います。人間は持っている機能を使わないと驚くようなスピードでその機能は低下していきます。

たとえば「歩く」という動作。簡単に行っているようですが、歩くときには大腿四頭筋(大腿直筋・広筋)、大腿二頭筋、前頸骨筋、下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋など)といった多くの脚の筋肉を使って、1歩、また1歩と歩きます。さらにお尻や腰、背中、腕の筋肉も使用しています。つまり全身の筋肉を使ってはじめて「歩く」ことができるのです。また重心を移動させて前に進むためにはバランス能力、さらには長い時間動くことができる心肺機能も必要となります。

もし「歩く」動作をしなくなったら、多くの筋肉が減少し、さらにバランス能力、心肺機能が低下します。こうなってしまうと歩くスピードが落ち、信号を渡りきれない、または荷物を持つとバランスが保てずふらついてしまう、小さな段差でつまずき転んでしまうなど日常生活に多大な影響を及ぼす恐れがでてきます。
このようなことに事態にならないために毎日歩くことが必要なのです。歩くことで必要な筋肉、機能が維持されます。また筋肉量は成長期に増え、その後加齢とともに減少していきます。しかし筋肉は骨とは違って、いくつになってもトレーニングを行えばその分増やすことができる組織です。
(今回は、「TANITA」より、引用させていただきました。)




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